これは何度も観てる映画
厳しい島の暮らしを支えた信仰と風習の中で育まれた宮古島の神歌。数十年にわたり一貫してアジアの民族音楽の再発見を促し続けてきた音楽家、久保田麻琴さんが、宮古島の失われつつある音楽を再発見し、音源製作を経て映画化されたもの。
僕も何度も宮古島に通ってるクチですが、そういえば先月、宮古島の友人からこんな話を聞かされました・・・石垣島出身のBEGINが来たとき、宮古のおじい、おばあとセッションさせてみたらそのエンターテイナーぶりに驚いていたと。言われてみれば宮古の人々はオトーリ文化のおかげで、人前で自分の思いを表現することを訓練されて育ってきた人々なんだよね、と。この映画では宮古諸島各地のおばあ達の素晴らしい歌を堪能する事ができます。
そのオトーリもいまや前時代的と言われ廃れつつある。グローバルでOnly Oneと評価される文化の土壌を僕らは守っていけるだろうか。
久保田麻琴さんのremix版も最高。