すね

ル・コルビュジエの家のすねのレビュー・感想・評価

ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)
4.5
デザイナーとして成功したレオナルドの家。オシャレな家だよ、大きくて。

朝方、「ドン!ドン!」と破壊音。音のする方へ行ってみると隣の家の壁に大きな穴が空いている。

隣人ビクトルは窓を作ろうとしていた。

いやいや、そこに窓作ったらこっちの生活丸見えだからやめてって話。


レオナルドがそこに窓を作ることは、違法。それ違法だからやめてよねー。って言っても、隣人のビクトルは光欲しいんだもん、窓作るー。と言って頑固で話を聞き入れてくれない。
いやこれ、厄介な人だわー。

あんまりしつこく言うと、なんかされるんじゃないかって、嫌がらせされるんじゃないかってこっち結構ビビってます。

どうやって説得する?

相手の気持ちを変えるには?って話。


なかなか面白い映画だったなぁと。
大好物こういうの。

初めはレオナルドがいい人、ビクトルが悪い人って思っていたのに後半近くなっていくと不思議だけど感じ方が変わり、レオナルドが悪い人、ビクトルはいい人?と逆になってゆく。

何が正しい?どれが良くって?興味深いのぉ。

人間って面白いのぉ。

言葉を使って分かり合うことが出来るはずなのに
そんな生き物なのに
どうしてダメになってしまうんだろうね。なんでだろうね。
うまくやっていくにはどうしたらいいんだろうね。
もっと上手に出来たらね、いいのにね。

コミュ症克服映画!?になるかも?
すね

すね