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エレベーターのcocacorgiのレビュー・感想・評価

エレベーター(2011年製作の映画)
3.5
デビルしかり、ルイマルしかり、エレベーター映画ツボ。
そのドアが開かないただそれだけで、日常が一気に非日常の密室へ変化するポテンシャル。
ぎゅうぎゅう詰めに、さらには爆弾とゆうリミットまで設けて、密室を余すことなく調理しているのは好感。
この状況、人間の悪い部分が出るしかない。
登場人物&この映画を見る者たちのストレスがこの密室に充満してくのが分かる。
このストレスの飽和がつまり爆発とゆう形をとってケリをつけようとするのはすごく納得とゆうか、上手い設定くっつけたなと。積もり積もったイライラ爆散させる他なし。
この状況の元凶が、老婆と少女にあるのも何とも皮肉めいてるなと。
一見、無害そうな存在だからこその純粋な狂気。悪人面してない悪意がホントに怖いもん。
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