ストローカーエース

キック・オーバーのストローカーエースのレビュー・感想・評価

キック・オーバー(2011年製作の映画)
4.0
『ハクソー・リッジ』を観る前の予習。脚本・製作にメル・ギブソン絡んでます。

メキシコ国境を猛スピードで駆け抜ける現金強奪をした2人組。
警察に追われクラッシュ!
着地したのはメキシコエリア。

現ナマに目が眩んだメキシコ警察は米国警察に2人を引き渡さず現ナマをくすねてメキシコの刑務所にメルギブソンをぶち込む(もう1人は護送中に死亡)

このメキシコの刑務所がすごい。
麻薬、銃器なんでもあり。
刑務所の中にジャンキーな街が形成されている。

メル・ギブソンは刑務所の中で知り合った少年がこの街(刑務所)のボスの臓器移植のドナー候補の1人であることに気づく。
果たしてメル・ギブソンは少年を救うことができるのか?

メル・ギブソンがすこぶる良い。
少年とその母親に肩入れするも過度にウエットにならず一匹狼のスタンスを崩さない。

これはまさしく、マックス2と同じポジションではないか!

メル・ギブソンはマックスを忘れてはいない。
本作でもまだまだ身体が動くことは明らか。

マックスの新作をメル・ギブソンで観たい!という思いを感じた本作であった。