《あらすじ》
ニューヨーク市警の最強刑事だったルーク・ライト（ジェイソン・ステイサム）は、仲間の不正を告発したことにより辞職して、地下格闘技のファイターに落ちぶれていた。八百長試合で誤ってKO勝ちしてしまった彼は、大損害を被ったロシアン・マフィアに妻を惨殺されてしまう。ホームレスとなったルークは地下鉄のホームで飛び込み自殺をしようとした時、本能的に中国人少女メイ（キャサリン・チェン）をロシアンマフィアから救うが、今度は市警の汚職警官グループやチャイニーズ・マフィアまでもが追ってくる。実はメイは、一度覚えた数字を絶対に忘れない天才で、チャイニーズ・マフィアにより金庫の暗証番号を記憶させられていた・・・。
『野性の証明』（1978年）、『レオン』（1994年）、『マイ・ボディガード』 (2004年) など孤独な男と少女の組み合わせは最強だ。
主人公ルーク・ライトは強いだけでなく、頭も切れ、少女メイを守るためにロシアンマフィア、チャイニーズマフィア、汚職警官たちゴミクズどもを次々と翻弄し、処分していく。いったんエンジンがかかるとピンチなんて一切なし。まさに無双状態。何も考えずに楽しめるぞ。上映時間も90分と短くていい。これでメイが美少女だったらメジャー作品となる可能性もあったのだが・・・・。とにかく鑑賞中は決して飽きさせない佳作アクションムービーだ。
日本語吹替え版は、ジェイソン・ステイサムは定番の山路和弘。文句なし！ キャサリン・チェンは寿美菜子（『けいおん！』のムギちゃんなど）があてたのでちょっと可愛く見える。
