元ニューヨーク市警の刑事だったルーク・ライトは今は場末の総合格闘技ファイターにまで落ちぶれていた。ある時、八百長試合で相手をKOしてしまったことで大損害を被ったロシアンマフィアに妻を殺されてしまう。全てを失い絶望したルークが地下鉄のホームで自殺を考えていた時、一人の少女がロシアンマフィアに追われているのを目撃する…
今作のジェイソン・ステイサムは少女を守るために戦います。
ただ、冒頭でロシアンマフィアに妻を殺され、「お前が関わった奴は殺してやる」と脅されてしまい、ホームレスになっているという衝撃のスタート！
こんなに弱っているジェイソン・ステイサムは珍しすぎます（笑）
と思っていましたが、それは最初のみ。
悪党を見つけてアクションシーンが始まれば、相変わらず強い強い。
中盤ではビシッとスーツに着替えて、すっかり普段のステイサムでした。
ストーリーは単純かと思いきや、悪党側が様々で意外と複雑…。
チャイニーズマフィアやロシアンマフィア、悪徳警官、市長、市長の秘書など悪い奴がいっぱい。
さらに、それぞれ思惑があったりと無駄に複雑なんですよね…。
アクションシーンは序盤から中盤にかけてかなり多いです！
ステイサム映画はこうでないと！！
特に銃撃戦を織り交ぜながらの肉弾戦が最高でした！
ステイサムの肉弾戦は相変わらずキレッキレで、観ている側も体が動いてしまう（笑）
銃撃戦やカーアクションもあって良かったです。
ただ、終盤にかけてアクションが失速…。
まさかのラストにはアクション無し…。
ステイサム映画でそれはダメでしょ…。
今作で1番の強敵とステイサムの1対1の対決になりそうな雰囲気を醸し出しておきながら、あの決着の付け方は残念でした。
ラストもしっかりアクションシーンがあれば、もう少し評価は上がったのですが…。
少女とステイサムが一緒にいるシーンは意外と少なかったのですが、子どものために戦うステイサムは一段とカッコ良かったです。
(再レビュー。いいね、コメントしてくださってた方すみません)
