takanoひねもすのたり

ATMのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

ATM(2012年製作の映画)
2.8
人気の無いATM。真夜中、極寒、トイレ無し、外には殺人鬼、どうしよう。

投資会社のサラリーマン、デビッド(ブライアン・ジェラティ)は同僚のエミリー(アリス・イブ)とコーリー(ジョシュ・ペック)を送っていくことに。途中でATMに寄ってくれというコーリーの頼みを聞いて、駐車場にポツンと立つATMブースに立ち寄るのだが…というワンシチュエーションスリラー・ホラー。

ブースの外にフードを被った変な男がいる訳ですよ「あいつ何?」と中の3人がやってる内に、犬の散歩に来たらしい通りがかりの男を問答無用で殺すフード男。
「あいつヤバい!逃げよう!」「だめだ外に出たら殺される!」「通報しよう!」「だめだ電話が無い!」という感じで身動き取れなくなる3人。ATMブースに立て籠もるハメに。

籠城となるとトイレが気になる自分。
しかし特に描写無し。
3人とも膀胱が大きいのかな。

何かねぇ、逃げる隙があったんじゃないかと。
いまダッシュすればいけるんじゃない?って時がちょいちょい。そういうところが惜しい。

深夜は極寒ですが、デビッドさんワイシャツ一枚で寒く無かったんでしょうか…寒がる描写が無くてやや違和感。

テンポは悪くないのでさくっと観れるのはいいんですが、ラストがなー。

綿密に策略練ってる快楽殺人鬼、ターゲットは罠に掛かった人間なら誰でも良いってことなんだろうと思いますが(OPとED観る限り)そこが何とも伝わり難いかなーと。

ATMに拘ってるなら、何かひとつ拘りの襲撃法を見せて欲しかった。
もろもろ残念な作品でした😑