ポパイ

アルゴのポパイのレビュー・感想・評価

アルゴ(2012年製作の映画)
4.0
ハラハラ感が凄かった‼️
実話で結末もわかっているのに、それでもラストは手汗びちゃびちゃ💦

息を呑むほどに緊迫した状況なのに、それに対して打たれた作戦が鼻で笑いたくなるような無茶苦茶な内容。

~映画製作チームのふりをして、革命軍の検問を正面突破する~

バレたら容赦なく捕まり公開処刑。

大使館職員6名、演技経験は当然ない。

渡された架空のプロフィールをほぼ一夜漬けで頭に叩き込み、文字通り命懸けの自然な大芝居で革命軍と戦う❗

緊張と不安を煽る描写が見事で、ラストの空港検問は観てるだけで息が苦しくなるほどハラハラした。

一方で、作戦の成功率をあげるための裏付けとして映画製作の話にリアリティーを持たせるために、実際に映画製作の準備を進めるハリウッド編はおもしろかった。
基本的にハリウッドを嘘つきの集まりだとこき下ろすスタイルで、嘘の映画製作にはもってこいだと毒づきながらスターウォーズのパチモンみたいななんちゃってSFの製作準備に奔走する。
ハリウッドの内輪ネタ的なおもしろさ。

社会派・エンタメ両方の面で楽しめる良い作品だった。

アルゴ、クソ食らえ‼️
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