リアリティにこだわっているのが細部で伝わってくる。キャストも雰囲気が似ている役者を起用していて、その普通の感じが更にリアルさを増すことに成功していると思う。
実話がベースなのに、本当に?と言いたくなるくらい、アメリカ人の発想の豊かさに驚かされる。日本でもし同じ事が起きて、同じような案を思いついた人がいても、堅苦しい会議の中で話も聞いてもらえないだろうし、話す勇気も持てないだろう。
変に大袈裟に脚色したりお涙頂戴映画にしておらず、淡々と客観的に描いていて好感が持てたし、スリルを味わえた。
ベン・アフレックのトニーがとにかくかっこ良い!