これは傑作でしたね。
想像以上に面白かったです。
前情報として救出劇であること、実話を基にしているということは知っていたのですが、いかんせんジャケットの雰囲気が暗いのもあって、あまり期待はできませんでした。
しかし中身は緊迫感溢れる作りとなっている上に、エンタメ要素も意外とあって、いい意味で期待を裏切られました。
1979年から80年にかけて起こった在イランアメリカ大使館人質事件の話ですが、カナダ大使公邸に匿われたアメリカ大使館員を秘密裏に救出するために、その道のプロであるCIA(ベンアフ)が潜入するというものです。
イラン革命により空港などでも民兵が見張っており、脱出不可能と思われていたところを『アルゴ』という架空のSF映画(スター・ウォーズもどき)の撮影と偽って脱出しようというアイデア!最高ですよね!
ここで一番テンションが上がりました。
まああくまでも実話ベースなので、史実とは乖離していたとしても映画としては非常に面白かったので大満足です。