M少佐

アルゴのM少佐のレビュー・感想・評価

アルゴ(2012年製作の映画)
4.0
 「アルゴくそったれだ!」

イラン革命によりイランのアメリカ大使館は占拠され、多数の人質が捕らえられてしまう…
しかし6人の外交官は逃げ出し、カナダ大使館に身を寄せる。
あらゆる外交手段は効をなさず、時間だけ過ぎて行き、革命勢力は人質の処刑を仄めかす声明を出している。
CIA の救出作戦のプロが、成功の確率の低い作戦を実行に移す。
囚われの6人を救うために。
それは映画製作をでっち上げ、そのスタッフとして取材をして脱出すると言う奇想天外なものであった。
その名もSFオリエンタルファンタジー「アルゴ」
果たして外交官達は映画スタッフになりきれるのか?

ほぼ実話の脱出劇。
当時はカナダの単独作戦と報道されたが、実はアメリカCIA が絡んでいたと言うトンでも話の映画化。
しかも事実が公表されたのはクリントン政権の時の事なのだら更に驚く。
美談なら発表されるが悪いことは隠し続けるんだろうな、なんて思ったり。

しかし役者さん達を当事者そっくりの人を使っていたのは、素直に凄いと思った。

イラン革命に興味出てきた。
M少佐

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