"Argo, fuck yourself"
1979年に実際に起きた、イランでのアメリカ大使館人質事件に基づいた物語。ベンアフレックが監督展開・脚本・主演を務めた。
「ゴーン・ガール」のベンアフレックが監督・脚本・主演の3役を務め、「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキン、「ドライヴ」のブライアン・クランストンらが出演。
1979年、イラン革命により国内から駆逐された国王をアメリカが受け入れたことを機に、イランの反米勢力が高まっていた。在イランアメリカ大使館にはまだ帰国出来ていない職員が6人取り残されており、アメリカ人の取り締まり・処刑が厳しくなっているなか、CIAとカナダ政府による前代未聞の救出劇が始まる。
よくニュースとかでも米イラン関係の事が報道されるけど、二国間の歴史を知る上で役立つとと思うこの作品。
ベンアフレックのなんとも言えない、無気力のように見えるが内に秘める正義感が滲み出る感じがすごく絶妙。
なかなか大胆な作戦を取ったと思うし上の反対を押し切って実行したトニーの勇気と正義感は凄すぎる。だが、実際はトニーがイランに潜入する前の出来事だったらしい。
途中、イラン国内の緊迫とした街を映すシーンでアメリカ人がクレーンに吊るされている場面は緊張感を生んだし、ラストシーンで実際の写真が写された時も衝撃だった。
