イチロー51

009 RE:CYBORGのイチロー51のレビュー・感想・評価

009 RE:CYBORG(2012年製作の映画)
1.8
石ノ森章太郎原作の傑作SF漫画「サイボーグ009」を映画化したアニメーション作品です。
世界規模の危機的状況を迎えた近未来、かつて何度もその危機を救ってきた9人のサイボーグ戦士たちが再起する姿を描く。

おいおい!
「00ナンバーサイボーグ」は、9人のサイボーグ達が、各自の特殊能力を駆使して、お揃いの戦闘服で、赤いマフラーをして、悪に立ち向かうという単純明快なストーリーのはずが、壮大なストーリーにしようとして、逆にチープになってしまいました。

神だの、ブッタだの、脳だの、聖書だのシナプスだの、世界観が明後日の方向に行っており、ノスタルジーの欠片も無い作品になっていてがっかりしました。
もっと娯楽作品で良かったのだが!
アニメとしての夢や希望はどこにいっていまったのか、後味が悪い作品となり残念です!

作中「彼の声」と連呼していましたが、ところで、敵は誰だったのか?