アルゼンチン映画。
アルゼンチンで知ってるのは「瞳の奥の秘密」、チェゲバラ、マラドーナ、メッシ、マスチェラーノ、アントニオロッカ(アルゼンチンバックブリーカーの使い手)ぐらい。一家で誘拐を繰り返す実話って事で面白そうな気がして観た。
まずキンクスが流れるあたりから不思議な雰囲気、コミカルではないが、淡々と行われる誘拐の描写が不気味だ。デイブリーロスがかかったりして、アルゼンチンでも英米のヒット曲が普通に親しまれてるんだと知る。知ったところでどうする?眉毛が繋がりそうな兄ちゃんがもててる。知って良かった。
それでもなかなか面白かった。そしてエンドロールに流れる、その後の家族の末路が悲しい。一番悪い親父が一番長生きしとる。