SatoEmiko

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオのSatoEmikoのレビュー・感想・評価

4.2
カルトホラー映画に出演していたことで有名な母を交通事故で亡くした主人公。三年後の命日、この映画のファンが集う上映会に招待されるのだが、上映中火災が発生。逃げ惑う観客たちの中、主人公とその友人たちが逃げた先は、上映中のホラー映画の中だった?!

もっとグダグダな感じだろうなという予想をとてもいい意味で裏切られました。
ただただスラッシャーあるあるでニヤリとさせるだけでなく、人間味あふれる愛すべき登場人物たちの間で巻き起こる人間ドラマにちょっとウルっときたり…
深すぎるスラッシャームービーへの愛と、エスプリの利いた楽しい作品でした。
ラストシーンには、続きが観たい!と思ってしまうほど。

上映時間、スローモーション、回想シーンなどなど、"映画の世界の中"の演出が斬新で、
ゲームのSilent Hill Downpourで映画の中に入っていくパートに大興奮だった私にはかなり嬉しい映画でした!
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