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荒野の誓いのsomalのレビュー・感想・評価

荒野の誓い(2017年製作の映画)
4.2
日本公開遅いし、劇場少ないよ…。
クリスチャン・ベイル演じる陸軍大尉が、かつて自分が闘ったジャイアン族の首長と家族を、彼の部族の居留地てあるモンタナのベア・バレーに護送するロードムービー的な西部劇です。
途中、hostilesという原題が示すように、様々な敵対者が登場します。

一見、西部劇の形をとりながら、現代社会にも通じる問題を描いた重厚な作品で、考えさせられるものが多かったです。
撮影監督は日本人の高柳氏。

クリスチャン・ベイルとベン・フォスターの西部劇というと、大好きな、3時10分、決断のとき🎬でも見た組み合わせです。
本作品でも期待を裏切られることはありませんでした。
ティモシー・シャラメの“超”雑な扱いに苦笑いしてしまったのだけれど、彼目当てに観た人は絶対に怒るだろうなと思いました。

ラストがとにかく素敵で、やっぱり西部劇っていいもんだなと。
ちょっとシェーンを思い出しました。
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