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SHAME シェイムのLOのネタバレレビュー・内容・結末

SHAME シェイム(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

性依存症の男の話。
なので、子供は観てはいけませんし、家族団欒でも観れませんね。

主演は
「プロメテウス」と その続編「エイリアン:コヴェナント」にて、アンドロイド ロボットを演じた マイケル・ファスベンダーのオッサンです。

それなりにイケメンなので 成立する場面もありますね。
演技は 自然でとても良いです。




内容~オチは、なんだか微妙。
性依存の様子は分かるのですが、ストーリーとして
『性依存』と『話のメインになる「問題」』が、うまく噛み合っていない気がします。

この映画では、
家族問題が起きて「性依存のせいだ!」…となるのですが、
ぶっちゃけ家族問題が おおよその悲劇ポイントで、性依存は別件かと感じました。


次いでに指摘すると。
主人公が同性と行為する場面が、目立つような演出になってました。
どういう意図のシーンなのか、イマイチ分からなかったです。
というのも、
LGBTQなどレインボー運動が盛んになり、性の境界が 曖昧になりつつある昨今。
バイセクシャルやゲイなどの性行為に及んでも なんら違和感ないので、別に…という程度。
「異性愛者が 強い性依存により、同性愛の情事にまで及んだ」…という
事を描いたのでしょうが、不本意・悲劇として描いてるのか?と。
もしそうだとしたら、なんか問題あるとまでは言わないが、遅れてるとか なんてことない…とか言われかねないのではないでしょうか。


【シメ】
この映画は ひっそりしてるので、アメリカの様子を楽しんだり、
主演のマイケルのオッサンを楽しむ映画程度に見れば良いかと。
LO

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