バッファロー’66の作品情報・感想・評価

「バッファロー’66」に投稿された感想・評価

Kota

Kotaの感想・評価

5.0
“最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた”

大好きな映画。年に数回は観るし、観るたびに良くなっていく不思議な映画。ヴィンセントギャロの才能が全て詰まっている。CGも無く派手でもなくこんなにも緩くて静かなのに面白い映画を今まで見たことがない。

舞台は60年代ニューヨーク州バッファロー。いきなりトイレを我慢するビリー(ヴィンセントギャロ)のシーンから始まりそのまま近くにいたレイラ(クリスティーナリッチ)を婚約者として家族に紹介するために誘拐。ビリーの実家は本当にヴィンセントギャロの実家である。そして特に好きなのが4人が食卓を囲むシーン。普通ならば会話に合わせて肩越しショットで撮るところを彼はあえて映像学のルールを破り、1人の視点に合わせ3人が見えるショットを回している、誰もがこのシーンを見た時に一度は違和感を感じると思うけど、4人が互いに仲が良くなくて、三人見えてれいば会話が成立する事を表現するのには完璧なショット。

レイラ役のクリスティーナリッチも不思議な魅力を終始感じさせる。彼女じゃなかったら成り立たないだろうなぁ。彼女はほとんど自分の事を語らない。ただ、ビリーが話している時ビリー本人よりもレイラがただ頷いているだけのクローズアップが何度も写しだされる事で、彼女の包容力や優しさを表現している。それだけで十分。実際ギャロも彼女が自分の事を語るシーンを撮ってはみたが全てカットしたみたい。

そしてラスト5分。結末に触れるので細かくは言わないけど、あの5分が素晴らしすぎる。人と人が出会ってほんの少しだけ世界が明るくなる感じがたまらない。好きなラブストーリーは?と聞かれたら間違いなくこれを挙げるよね。
みんと

みんとの感想・評価

3.9
先ず独特のカメラワークと色使い、その映像センスに驚きの作品だった。

かなり癖の強い主人公ビリーはオープニングからどうして好きになれない最悪の印象。加えて言いなりのレイラにもイライラがつのるばかり。

それがそれが終わってみたら何故か最高に魅力的な二人になっているという何だか不思議な物語。

きっと最低からの逆転ほど惹かれるものはないのだ。若くして肝っ玉と母性を兼ね備えているレイラは同じ女性として見習いたいとさえ思えた。

そして冒頭とラストでの表情の明暗に、
これはもう愛の力の大きさを感じずにはいられなかった。

愛されるという事は他のどんなものよりも人生に色を与えてくれる。
自信を与え、心を穏やかに優しくしてくれるものなのだ。

自然にあ~報われて良かった~って思える作品だった。
アル中

アル中の感想・評価

4.0
名作。好き。なんでかわらかんけど
momohide

momohideの感想・評価

4.3
童貞丸出しダメ男の妄想映画。
ふくよかなクリスティーナリッチがとても良き。
キングクリムゾン、イエス等々音楽のセンスも◎
めいり

めいりの感想・評価

2.7
変わり者の両親に愛されずに育ってしまって、強がり横暴クソガキ男になっちゃったビリー。
なんでレイラもこんな奴の言うこと聞くんだ…ほっぽり捨ててしまえ…てずーっと思いながら見てたのに、最後可愛くて可愛くて笑っちゃった。

ウキウキして他人に奢ってチップまで弾んでやんの。
ラージサイズのココア買って、「美味しく作れよ〜」なんて店員に絡んでやんの。
かわいい。笑

演出技法が面白い。
コラージュみたいな、ワイプみたいな画面転換、4人の食卓で必ず1人映さないでその人視点で撮るのをころころ動かしたり、
カメラワークもかなり独特。
おしゃれ。
ヴィンセント・ギャロが自ら監督・主演し、私小説文学の主人公のようなナルシスティックさを全快に開き直ってみせた堂々たる一作となっている。
いつかダメなボクを受け入れてくれる天使が降りて来てくれるのを待っているんだと、そんなこれでもかってくらい女々しい願望を描き、「これが俺だ!」と猛々しく宣言して見せたヴィンセント・ギャロは男のなかの男だ!
こんなふうに、言うことをあれもこれも聞いてくれて、自分の弱い部分をぜんぶ許してくれて、傷ついた場所があれば癒してくれて、口に出さないくたって何でも理解してくれる女なんて、現実にはいないもんな。
劣等感を隠そうとするあまり他人に攻撃的になったり、後ろ暗さを誤魔化すために強がってしまって、本当に誰かに頼りたい時ほど平気なふりをしてしまう主人公の姿に強く共感できる。
自尊心が人一倍強くて、他人から心配されたり同情されたりするのを反射的に突っぱねるんだけど、心は報われるのを望んでいる甘ったれで面倒くさい人間にとって、人生の一本になり得る作品だ。
るな子

るな子の感想・評価

3.5
主人公に人間臭さを感じた作品です。その選択は正しい、と大きく頷きながら最後まで見届けました。
主人公が本来送るはずだった未来の映像がとても誇張されていて面白かったです。
mie

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3.6
記録
パロ

パロの感想・評価

3.2
ボウリング場のタップダンスのシーンが好き
nanami

nanamiの感想・評価

3.5
最後のシーンいいな〜
ホットチョコレートとハートのクッキー。
恋人に渡す用に他の人にも買ってあげちゃう。
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