バッファロー’66の作品情報・感想・評価

「バッファロー’66」に投稿された感想・評価

aaaaa

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5.0
個人的にかなり思い入れはがあって、青春の一ページみたいな作品。
今は亡き渋谷パルコの、シネクイントで見ました。

1999年、丁度日本ではミニシアターブーム最後の残り香がした時代。
当時の若者達の間で猛烈に話題になった作品です。

ヴィンセント・ギャロの社会不適合者なのに、異様にオシャレなファッション!
そしてクリステーナ・リッチ...。当時本気で惚れてました。笑

映画自体は、ジョン・カサヴェテス的な味わいがありますね。 「チャイニーズブッキーを殺した男」を思い出しました。

「生きられない」という映画史上に残る名セリフも忘れられません。
冒頭おしっこをひたすら我慢するだけで、こんなにカッコイイ映画は無いです。

他にも突然歌い出すオヤジ(カサヴェテス映画の常連ベン・ギャザラ!)、ボウリング場でタップダンスをするクリステーナ・リッチ....。
もう名シーンだらけ!

本当に惜しむべきは、奇人ヴィンセント・ギャロがその後映画を、迷作「ブラウンバニー」しか製作しなかったことですかね。 もっとマシンガンを浴びる様に彼の作品を見たかった....!
ちなみに初めて買った映画のDVDは、この作品です。
nodoka

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おではすごくすき
EILEEN

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3.0
雰囲気で見てた。
yas

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3.5
記録
YooMee

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2.5
美学を感じ取れなかった。
みゆ

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2.0
不思議な世界観…
ヴィンセントがかっこいい
A

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4.0
記録
刑務所帰りの男と拉致された少女の奇妙な恋愛を描くオフビートの恋愛物語。

主人公のビリーは、頭が悪く・嘘をつき・情けなく・だらしなく・弱く・やることなすことダメで、唯一の特技がボウリング位という、母親からの愛情が足りなかくドラえもんが未来からこなかった「のび太君」を大人にしたようなキャラ。シュールなプロットにコミカルさを交えて展開し、実家の家族やファミレスでの好きだった女などの会話が作品に味を加えて、ヒシヒシと伝わってくるビリーの哀愁が悲し過ぎる。

両親からの愛情が著しく欠落していることにより、受動的に内気な性格で視野が狭くなったことが伺える。母親は、熱狂的な地元アメフトチームのファンで、ビリーを産まなければ最後にチームが優勝した場面が見れたと愚痴ることはシュールを通り越す。

自己の存在意義を見失い、母親の愛を希求する強烈な渇望を内に抱いて犯罪を計画するが、その内容があまりにも幼稚で情けない理由である。
ビリーの言動に代表されるように、作品を通してスタイリッシュな映像や音楽とエキセントリックでシュールな演出が対比する設定が独特で唯一なテイストを作品にもたらす。

少女(クリスティナ・リッチ)も中々なダメ人間で、ダンス教室の隅にいたり、一人だけ場違いなウェアを着たりとキュートな容姿に隠れた孤独さが滲み出ている。結構似た者同志というか互いに無いものを補うことで惹かれ合い、結構いい関係に。

そして、今まで受けたことがない愛情を、少女から受けることで、ビリーのこれからの人生に僅かな希望が感じられ、これまでの作品を包み込む無機質な色合からが一変して、やさしく微笑ましいテイストに変わることに心が和む。

灰色の背景色がビリーの心情を表し、色が混ざることで、黒にも白にもなると解釈。クリスティナ・リッチのポッチャリ体型が作品に妙にマッチしていて引きつけられていたことが、白や薄い色を着ていたことも関連しているのでは。

人間弱さも必要だと思うし、身近に寄り添える存在がいることは大切なことで、愛情があれば尚よいことだと再確認。
つり橋効果でないことを願うばかり。
皆さんも言ってる通りカメラワークが独特。

人が感じたことのある、不安とか孤独とか色々感じられて特に大きい出来事、が起こる訳では無いんですが引き込まれました。
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