このレビューはネタバレを含みます
何という今敏ワールド・・・
現実と虚構が入りまじ合う展開、スパわらしすぎるカット割とシーンのつなぎ、さすが今敏といった作品でした。
何といってもラスト・・・
天国への旅立ちの表現の仕方が素晴らしすぎる・・・物語の趣旨を崩すことなく、途中までしか撮影しなかった最後の映画と繋げる客本なんてもう取り肌が立ちました。
そしてやっぱり、初恋とはこういうもの。
「好きな人をずっと追ってる自分が好きなのだ」というラストのセリフ。。
これはみんな経験したことあるんじゃないでしょうか。自分のものにならなかったからこそ、いつまでも好きだということ。そう思っている自分に酔っているということ・・・
わかるなぁ。とてもわかる・・・
さらに、今敏を語る上で外せない平沢進氏もやっぱり素晴らしかったです!