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呪いの血のlemmonのレビュー・感想・評価

呪いの血(1946年製作の映画)
3.3
立ち寄った故郷がこんなのって、、、嫌だなあ。


嫌っていたはずの叔母アイヴァース夫人が、怨念のようにヒロインの人生に影を生み、ヒロインの背後にはアイヴァース夫人の非人間的な強さが、皮肉にも血筋なのか被ってみえる可笑しみ。


本作はなかなか掴みどころが難しかった。ヒロインとヒロインの夫と久しぶりに故郷に立ち寄ることになった幼馴染みが、それぞれ場面場面でその心情が変化をみせていて混乱する。

ヒロインは誰を愛していたのか、ヒロインの夫は純粋故に病んでいるのではないのか?、幼馴染みは巻き込まれるのが億劫で、ただ車の修理で立ち寄っただけではなかったのか?

何を求めているのかもはやわからなくなったのではなかろうか、3人。
その中、巻き込まれた幼馴染みの恋人が可哀想すぎる。


少し違ったら傑作だったかも。
ただこのキャストは一見の価値有り。
回数重ねて観ようと思う。

ジュディスアンダーソンはここでも天晴れ!
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