このレビューはネタバレを含みます
布のシワを直すのが自分の役目で「映画は文学やドラマである前に絵画」と言い切ってる
地図に乗ってる実際のリニアよりも、自分が映画でつくったリニアのほうがリアルに感じるって言ってたのも印象だった
実際に存在するものよりも、自分の記憶の中の主観的な存在のほうがリアルに感じるというのは自分にもよくある
基本的には本で読んだインタビューと同じようなこと言ってた印象
見所といえばフェリーニがマストロヤンニ氏に怒鳴ってるところかなぁ
フェリーニの映画の中でいつも仕方なさげにやれやれって顔で写ってるマストロヤンニ氏が好きなんだけど
あの雰囲気はああいう現場からそのまま生まれてたのか~と納得した