千秋姫

15歳のダイアリーの千秋姫のレビュー・感想・評価

15歳のダイアリー(2004年製作の映画)
2.8
過去鑑賞済み。



愛ってなぁに?性ってなぁに?お酒ってどんなもの?大人って気持ちいいの?

そんなテーマをただ淡々とした美しい描写で撮り続けている作品。
綺麗なブルー、灰色がかったブルーの世界に
真っ赤なグラスやオレンジ色のお酒が美しかったり。

真っ裸で道端につっ立った姿や
おっぱいポロンなシーンも多々あるのに
ちっともエロスを感じさせないところが何故か良い。

かと言って、ストーリー性の薄いお洒落映画って感じでもなく
ちょっと冒険してみたいお年頃の可愛い女の子が
大人ぶって好き勝手に色んな遊びしちゃいました\(^o^)/
な、ストーリー。

ママの恋人にちょっかい出したところをママに見つかり
激怒されたことに混乱し、家出をするところから始まります

愛を探すための冒険をしているように見えるけれど
彼女の探しているものは愛ではなく、自分の居場所。
最終的には大人ぶっても、やはり子供なんだから
大人ぶることには疲れるのよ、って感じでママの元に帰る。

犯罪者の息子を持つ親や、知的障害者の弟を持つ友人、ゲイの男性や夜のイケナイお遊び
など、色んな背景がありつつも
訴えかける何かがあるわけでもなく、
ただ可愛い女の子が家出を満喫しちゃってる映画。
でも、退屈しない。

アビー・コーニッシュ、可愛い!
キャンディって映画、まだ観てないから観なきゃ!
千秋姫

千秋姫