オカルト博士

新・さすらいの用心棒のオカルト博士のレビュー・感想・評価

新・さすらいの用心棒(1976年製作の映画)
3.5
ジェンマの後期マカロニ。
もはや用心棒キャラは通用せず、単なるダメ男キャラで惹きつける。

友人や女にも愛想つかされるジェンマが痛い。😅
軽い乗りと早いテンポは好みじゃないし、ストーリーも微妙だが全編マカロニを堪能出来ます。
ラストの銃撃戦も楽しいし、途中仲間になる銀行員のキャラも隠し味的に面白い。

アウトローに生きるジェンマの活躍に奇妙な友情を絡めた話。
まさに、さすらいだが、用心棒ではない。でもさりげなく友人を助けたりするから、やっぱり用心棒か⁉

ラストで見せる、馬に跨ったと見せかけて馬の下から相手にファニング💥💥💥なんて、『怒りの荒野』でのジェンマの股の間から銃で撃つリー・ヴァン・クリーフ思い出したわ(笑)

あと音楽がイマイチなのは残念。
だけど、一応ジェンマのファンなら必見作品だと思いますね。💥



END.