初期衝動。リビドーかと思いきや全然そうじゃなかった。明確な意思のもと作られる映画、あざとさが見え隠れ。いや技術が拙いというべきか。ボーっとした表情のチケン、背中の赤い龍の刺青、赤い敷物、赤いカーテン…
>>続きを読む115分インターナショナル版。
冒頭、田舎の爺さん婆さんがする噂話の雰囲気が良い。
でも中盤のイメクラ嬢の部屋のシーンから途端にダルく冗長になるのがダメだと思う。
およそ映画になりそうもない場所…
まず自主映画でこの演出力、この監督の才能は間違いない。後半イメクラ譲と主人公の密室劇はずっと最初から最後迄エロい。やらなくても濡れ場だ。みてるこっちはずっと半だちでどうしてくれんるんだ。いや、とにか…
>>続きを読む中上健次と柳町光男に触発されて、ってのが本当に良く分かる、これは『火まつり』観ておいて良かった。全編を貫く赤色のモチーフ、血の束縛と地の束縛からの「ここではないどこか」への逃避、捨てきれぬ過去の記憶…
>>続きを読む初期からバンコクナイツまで
「ダメだなあ〜」と感じる所
「評価できるべきポイント」の双方が
安定してブレない人たちなんだなあ〜と言う印象
結局それって良くも悪くも成長していない。と言うことなんだろ…
富田監督デヴュー作。
8ミリの荒い映像がなんともいえない不思議な雰囲気を作ってる。
内容は「中上健次+北野武*2」といった感じ。
富田作品のなかで、一番ストーリーがしっかりしているように思う。
自販…
上映時間143分。このシーン長いな、と思う部分がいくつかあった。
田舎の閉塞感というよりは、ヤク中になっちゃった人の話という印象が強かった。
薬師丸ひろ子の曲が流れ出すところが、あざとかった。
エン…
ついに観た、富田克也監督のデビュー作。
地方の閉塞感(キツさ)という点ではこれが一番かも。8mmの映像も相まって、リアルでありながらも幻想的な魅力に満ちたフィルム。なんだか『眠り姫』のようだなと思う…