最近注目している韓国映画でどれを観ようかと迷っていましたが、評判の良い本作を鑑賞。 結果、当たりでした！
性別の違い、国の違いこそあれ、世代的にはほぼドンピシャの登場人物たちの高校時代にまずは共感。『ロッキー4』、ブルース・リー『死亡遊戯』等々、街中での公開映画ポスターや、『ラ・ブーム』ネタやシンディ・ローパーなどいわゆる80's描写がどツボ。
後はやはり脚本が素晴らしかったです。
過去の自分と現代の自分を双方描くというのは、よく使われる手法ですが、主人公を始め仲間たちの学生時代と現代が、あたかも並行しているかの如く同時進行し、最終的にリンクさせていく流れと映像が秀逸でした。
やはり人生色々ですよね。
しかし、人それぞれの生き方に優劣はないし、後悔すべきでもない、また人生に早い遅いもない。 唯一あらねばならないものとして、主人公が自らに問いかける「自分は、自分の人生の主人公か」という言葉は胸に刺さりました。
多様な女性登場人物のなかで、一番の好みはやはりスジちゃんかな。最後、顔のキズが治っていて安心しました。
（最後はいつもの論調：苦笑）
