アノ

恋のラジオ放送のアノのレビュー・感想・評価

恋のラジオ放送(1941年製作の映画)
3.4
前半部の陽気な雰囲気とレビューシーンがとても良い。
音楽キチガイばかり住む街なのでミュージカル映画ばりに突然歌い出すのが最高。
留置所で「ジョニーのラッパ」を歌っているとチャールズ・ウィニンガーの引率の警官もタップしながらやってくるのが愉快。
クラブの「ブロードウェイの騎士」も派手で楽しいナンバーで眼福。

後半部はポーレット・ゴダードがクソ女になるし音楽もバンドも関係ないクソオチだしでかなり落ちるのが残念。
抽選のルーレットが終わってスチュアートとゴダードが裏手に行って仲直りの会話をするシーン、カット割るどころかアングルも変えずにダラっと立ったまま話してるのには正気を疑う。
ファーストショットも削られたのかと思うような杜撰さだったけれど…。
あとスチュアートがビビるくらいスター性皆無。
ジョージ・マーシャルを持ち上げるのはもうちょっと見てからにします。
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