コーディー

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKYのコーディーのレビュー・感想・評価

4.0
機動戦士ガンダムのサイドストーリーとしてはかなり異色な作品やし、特に一年戦争の外伝としては飛躍し過ぎで多少無理がある。ただ細かい事抜きにすればガンダムを一つ違うとこに持っていった面白さがあるし、個人的には良い意味で度肝抜かれたw

ここまで人と人の戦争を描いた、と言うか遊びのないガンダムはあんま記憶にない。ポケットの中の戦争、08MS小隊、BLUE DESTINYと幾つもある外伝の中でも飛び抜けた戦争描写。主要人物だけでなく、モビルスーツに搭乗する人間の戦いにこれでもかと迫る。それ故に生いしグロい!らしくない作画や戦闘シーンのJAZZもなかなかに歪、ひたすら戦争の理不尽さや虚しさが詰め込まれ息苦しかった。

一年戦争末期、アムロやシャアがジオン最大の宇宙要塞ア・バオア・クーで攻防を繰り広げている頃のサンダーボルト宙域が舞台。てことはシャアはゲルググかジオング乗ってる頃だよねwそうなると明らかにここに出てくるサイコザクの機動力や大型ビームランチャーの破壊力は異常wもちろんフルアーマーガンダムも異常な機動力、アムロにあげよw
と、野暮なツッコミは置いとくとしてMSデザインは最高にカッコイイし黄色い旧ザクなんかも地味にイイ!MS戦も申し分ないクオリティ。ドラマの濃さもとても良かったけどやっぱガンダムは哀しさ漂うロボットアニメぐらいで丁度いいかな〜ファースト好きにはやや濃いw
それでもかなり面白かったけどね!


ちなみに最近またガンプラにハマってて巨大なサイコザク買おうか迷ってた。amazonで7000円w