Tammy

チャーリーとチョコレート工場のTammyのレビュー・感想・評価

4.1
子供時代に何度観たことやら、思い出の映画。

寓話チックな不思議な雰囲気の工場は、超理論で自分もお菓子の世界に迷い込んだ気になります。
そこで恐ろしくキャラ濃い子供達と共に過ごす主人公、メンタル強いなお前…。

最後、一見なんの取り柄もない貧乏少年が、キャラ濃い子供達より幸せになるのは、決して凡庸に生きることを推奨してるわけではないです。
チャーリーにはチャーリーの良いところ、話の序盤から滲み出ていた優しさと愛があるのです。


思えばチャーリーと一緒に工場に行った子供と親達は、愛が無かったり、あったとしても歪んでいる人達ばかり。
最後にウィリーウォンカも愛を見つけたところを見るに、結局このお話のテーマはお菓子でも正直に生きることでもなくて、愛なんだと思う。
Tammy

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