けーすけ

チャーリーとチョコレート工場のけーすけのレビュー・感想・評価

3.0
2019/06/16(日) DVDにて鑑賞。
ティム・バートンの世界観に主演・ジョニー・デップ!かなりの有名作。
見たことあったっけかなー?と思って見たけど、見たこと無かったわ。笑


ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の作るチョコレートはとても美味しくて子供に大人気。
しかしそのレシピを従業員に盗まれ模倣店が続出。ウォンカは従業員を全員解雇。
一旦工場は稼働しなくなったのだが、ある日煙突から煙が。
一体誰がどうやってチョコを作っているのか・・・。

そんな不思議なウォンカのチョコレート工場が見学できる権利を、世界中の子供たちの中から抽選で5人に与えるとウォンカは発表。
販売しているチョコレートにチケットが封入されていて、それを引き当てれば当選、と。
そして世界各地でチョコレートの買占め・争奪戦が繰り広げられる事に。





ファンタジーな雰囲気で、子供向けな感じと思わせながら内容はかなりダーク。
小さい子供だと、なかなかエグい描写に泣き出すかもね・・・。



主人公となる少年・チャーリー。貧しい家で暮らし日々のご飯はキャベツだけが入ったスープという…涙
同居する両親や、4人のじーちゃん、ばーちゃんの事を心から愛して、みなからも愛されているとても良い男の子で、
出てくるキャラクターの中では(彼の家族を除き)唯一まともな少年。笑


それに対比して、チケットを引き当てた他の子どもたちの描写のヒドい事。笑
ドラえもんで言うならジャイアン、スネオ、、、いや、それ以上に嫌な性格の子ばかり。
そんな性格だから、映画の中でもそれなりの扱いを受けるのですが、なかなかにブラックな制裁で。
自業自得ではあるのだけど、見ててスッキリとまではいかなかった…。


チャーリーもなんだかんだでチケットを手に入れる事はできるのだけど、
その手に入れ方がしっくりこなかった。良い子なのにそうしちゃうのかー、と。
これは日本人ゆえな感覚なのかな。



チョコレートの工場長・ウィリー・ウォンカ演じるジョニー・デップも異彩を放っているのだけど、
彼の元で働く、ディープ・ロイ演じるウンパ・ルンパの異彩さがひときわで。
ちっさいおじさんが大量に登場!歌うわ踊るわ。
当然CGによる合成なんだろうけど、一体一人で何回分撮影したのだろう。
(それでもギャラは1人分で換算されたのだろうか。笑)
かなりのシュールさがツボだった。


ティム・バートンの映画が好きな人には傑作の部類なのでしょうね~。
面白かったです♪
けーすけ

けーすけ