抹茶マラカス

チャーリーとチョコレート工場の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

4.4
チャーリーを含む5人の子どもがチョコレート工場に招待されて1人、また1人と酷い目に遭っていく…なんて書くとスプラッターみたいだが、状況としては「そして誰もいなくなった」みたいなもんで普通に考えるとありえない酷い目に遭っている。ティム・バートンの描いた不思議な世界と全体に強く感じる寓話性がそこをソフトにしてくれる。
 最後の選択を考えると、チャーリーは映画が始まった時点で最後の問いへの答えを持っているので、実は成長しているのは工場主のウォンカ。そういう意味で考え直すとかなり良く出来ていると思った。
 正直、荒唐無稽な話だし、チャーリーのお家に模型があったりで、うわ、これ貧しいが故の妄想の話では?とずっと思ってたのでスムーズに受け入れていたが、チャーリーが招待状を手にする展開のトコだけはうーん、というか。素直に手に入れた方が良かったのかな、とは思うがティム・バートン100%善意で出来てる人間を描くわけもないか。