ウィリー・ウォンカ( ジョニー・デップ )のチョコレートは世界中で大人気だった。貧乏な少年チャーリー( フレディ・ハイモア )は世界中で5人だけに当たるゴールデンチケットを手に入れチョコレート工場に招待される。
世界観が最高です。チャーリーの傾いた家、雪景色、チョコレート屋さん、遊園地みたいなチョコレート工場、出てくるものが夢で溢れています。チョコレートで想像したほど可愛いふわふわした映画ではないのも良かったです。
昔気に入って原作まで読んだのを思い出しました。世界で5人にしか当たらないチケットを手に入れるところから始まるのが素敵です。子どもの頃、こんな風に選ばれたらいいなと夢見たのを思い出させてくれます。
キャラクターがそれぞれかなり個性的です。若干小憎たらしい子どもたちとその親が一緒に登場するのが面白いです。ウォンカのキャラクターもめちゃくちゃ濃いです。ウンパルンパたちがおじさんなのに可愛いです。
使われている音楽もすごく良かったです。ワクワクする音楽で楽しい気持ちになります。ウンパルンパたちが歌うシーンがとても好きで、他の子達がトラブルに合うとあ〜という気持ちになるのですがウンパルンパが歌い出すと楽しくなってしまいます。
貧乏な少年のシンデレラストーリー。ラストはとても素敵なので、また何度か見たい作品です。