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チャーリーとチョコレート工場のunOのレビュー・感想・評価

4.0
世界中で人気を博しながら完全非公開のウィリー・ウォンカ精菓工場への見学券であるゴールデンチケットを引き当てた、貧しくも家族思いの少年チャーリーが、同じチケットを保有する4人の個性的な子供達とその保護者達と、工場長ウィリー・ウォンカの案内で踏み入れた工場での摩訶不思議な体験を描く、ティム・バートン監督作品です。

世界的な児童小説を、監督ティム・バートンと主演ジョニー・デップの仲良しコンビで実写化した本作は、児童小説らしい童心をくすぐるファンタジー世界に、監督の趣向が色濃く出ている過去の映画やポップミュージックへのオマージュをハイブリットさせて生まれた奇天烈な世界観が楽しい一作です。とりわけウンパルンパによるミュージカルシーンはノリノリにさせられます(^^)

原作の文字通りのお菓子のようなスウィートネス一辺倒ではなく、より奇抜さが増してダークファンタジーな雰囲気となっており、その出来映えはさながらビターチョコのよう。ほんのりとした苦みが甘さも引き立てる、大人も子供と一緒に楽しめるファンタジー映画です。