石船が石を落とす映像にびっくり。
あんな仕事があったんだ。
「時代の流れ、大きなものとは何のことかいの。なんで俺はお前とここでこの仕事を続けられんのかいの。」
高度成長期、恐らく同じような話は同じような島で数え切れないほどあったに違いないし、最後の笠智衆と孫の様な別れもたくさんあったのだろう。
人の生活や伝統が壊れてしまうような発展は「時代の流れ」が起こしてるということは絶対にない。
一部の持ちすぎた者の「もっと持ちたい」という欲望、「あぁしてこうして金を増やす」という浅ましい競争の元に起こされているという考えが僕は強いので、恩恵は受けているがこの高度成長期という言葉だけでも腹が立ってきてしまうし、もうこの映画の中に垣間見るような、在りし日の生活には成れないのだと思うととても悲しい。