寿都

魚が出てきた日の寿都のレビュー・感想・評価

魚が出てきた日(1967年製作の映画)
4.4
原爆に関するブラックコメディということで、【博士の異常な愛情】と類似ジャンルのストレンジでグラフィカルな映画。ゆるゆる。
博士の〜は、人類の行方に恐怖を感じる後味の悪さが一級の作品であった。魚が出てきた日(タイトルの妙。日本語にするとかわゆい)は、核物質により水や食料や大気が汚染されても、バカな人間が死ぬだけだから大したことはない。その日がくるまでお洒落をして踊ろう人生は祭りだ、という気持ちにしてくれなくもない。あの鳥ダンスはぜひ覚えたい。幼い子供が映った瞬間だけは青ざめたが、あとはどうにでもなれって感じ。
ギリシャ人の苗字ってすごく面白い!!カサヴェテスもギリシャ系苗字かー。
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