minorufuku

8.1のminorufukuのネタバレレビュー・内容・結末

8.1(2005年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

トンネル内の交通事故で息子を失った父親が事故を不審に思い独自に調査を進めたところ、過去に何人もの子どもが同様の事故で死亡しており、その全員が1989年8月1日生まれだとわかる。一方、心霊スポット巡りが趣味のヒロインは前述のトンネル内で人が死ぬ夢を度々見るようになるのだが…という話。
山田悠介の短編が原案だが、ストーリーは別物。

中々に、新鮮で不気味なホラー。
息子の死を探る父親と、ヒロインの日常のストーリーが並行して進むのだが、双方のエピソードが少しずつ謎のトンネルの話に近づいていく流れが面白い。いたって普通だったヒロインの家族が話が進むにつれ徐々におかしくなっていくところが怖い。結末が少し消化不良な気もするが、敢えて明解なストーリー構成を取らないところがホラーっぽくて良い。掘り出し物だった。

Netflixがすごい勢いで新着映画UPしてるけどどうしたんだろう…?
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