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悲しみよこんにちはのtjZeroのレビュー・感想・評価

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)
3.2
プレイボーイの父の再婚を機に、心のバランスを崩してしまう思春期の少女の物語。

半分以上、主演のジーン・セバーグの魅力でもっているような作品である。
ショートカットがこれほどステキな女子もいない。小さな整った顔に、すらっと伸びた長い脚。
いろんな服をとっ替えひっ替え出てくるけど、どれも着こなしてるし、似合ってる。二日酔いのシーンで頭に氷枕を乗っけて起きてくる場面があるけど、その氷枕ですらオシャレに見えちゃうほど。

思春期ならではの、残酷さとか、無鉄砲さとか、反するかのようなもろさとかがよく表現されている。
初体験の後、震える手でタバコを吸うシーンなんかの演技も見事。

惜しむらくは、原作者のフランソワーズ・サガンや主役のセバーグの母国語であるフランス語版では無いこと。ハリウッド製の英語版というのはやはり違和感が抜けなかった。