りえぞう

OSS 117 私を愛したカフェオーレのりえぞうのレビュー・感想・評価

3.5
米ソ冷戦下、スパイの巣窟カイロでフランス人スパイのOSS117が珍活躍するスパイコメディ。
『アーティスト』の監督と主演のコンビ、そしてジャケットには何故か蛙男…気になってチェックしましたw
J・デュジャルダンの一見ダンディーだが、実はドジでお茶目で、いちいちクサい感じとか、いちいち出てくる親友との回想シーンが可笑しくて、ツッコミどころ満載。
好きなのはアラブ古典楽器のウードを弾きながらノリノリで歌うシーンとヒロイン役のベレニス・ベジョ。
かなりゆる〜い映画ですが、初期「007」シリーズのパスティーシュで、レトロな映像や音楽にもこだわりがあって面白いです。
今回は字幕で観ましたが、吹き替えはFROGMANが担当しているとのことで、尾行する謎の男の声が「秘密結社鷹の爪」の吉田くんで笑いましたw
フランスのコメディ、なかなか曲者ですね。
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