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クィンテットのdudeのレビュー・感想・評価

クィンテット(1977年製作の映画)
3.9
冒頭、眠りにつくところから始まり画面の四隅が曇っているので回想か夢か?と思っていると最後まで曇ったままだった。それで結果的に全部夢と言っても過言ではなさそう。舞台である雪に閉ざされた未来世界は過去との連続性を失って孤立状態であり、劇中に登場するダイスゲームの盤面と相互入れ子?になっているようなイメージ。人生はゲームであり人間はその中の駒という感じで。
ゲームと連動した殺し合いの中で人はあっさり死ぬ、生き抜いたからといって良いことはない、ということが一貫していてめちゃくちゃ暗い。セットもかなり良いが美しさよりは寒々しさが先に来る。これが楽しめた今なら『3人の女』いけるかな...。