こぅ

恐怖の火あぶりのこぅのレビュー・感想・評価

恐怖の火あぶり(1979年製作の映画)
4.1
’19夏のホラー/ミステリー祭②

安価だったので、購入して鑑賞。

ジャケ写は80年代B級ムードが漂って中々良い。

ごみ処理場で働くドニー(ダン・グリマリディ)は、幼少時に母親から虐待を受け、そのある経験からトラウマになっていた。その体験から彼自身が、女性を次々と犠牲に…。

厳格な母絡みで、【◯◯コ】は、明らかだが、悪魔⁈の命令(幻聴)で犯行に及ぶ【◯◯◯ニング】を先駆けているし、訴えたいテーマ性もしっかり感じ取れた。雰囲気のある家やインテリア、邪魔にならない音楽、演出も予想外に割としっかり作られている。

美女ばかりを狙う犯行シークエンスは、1人目が、連れ込みから【全裸で吊るして焼く】までの行動をじっくり丁寧に描写、以後は同じ繰り返し描写の為か、本筋としては絶対的必要でも無い為か、雑に
なっている。
美女の恐怖におののく演技は軽く北◯◯子超え。
その黒焦げ死体達を一部屋に◯◯している。
命令通り美女を殺めてもドニーは悪夢に魘される。
犯人キャラもオーバーアクト無く冷静でも、先日のスマホの邦画の◯田君より遥かに怖いだろう。
因みにダン・グリマリディは、ハビエル・バルデム似⁈。

一時は更生しようと試みたドニーが、友人にも相談しようとしたが、皮肉にも終盤の思わぬある事故からの帰り道に、また犯行に及ぶ心理は明らかに
病気、異常だ。


ラストのドニーの最期は、あり得ない展開になったが、いかにも【ホラーらしい】締めと言える。

70〜80年代あたりのホラーは、切なさも独特だが、
どこか平和だなぁ。(ED曲もディスコ〜)