ふたば三十郎

君よ憤怒の河を渉れのふたば三十郎のレビュー・感想・評価

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)
3.5
中国で大ヒットしたという本作。
以前チャン・イーモウ監督のインタビューで作品のことは知っていたが、観るのは今回初めて。

ざっくり言えば、高倉健版『逃亡者』。
トミー・リー・ジョーンズにあたる原田芳雄の好演が光る勧善懲悪なストーリーは、日本に限らず世界でウケるのは納得。
何だかんだで主人公が逃げながらも真相に迫っていく様は飽きずに楽しめる。
ただ、やっぱりと言うか、着ぐるみ感満載の熊に襲われたり、新宿で馬に乗って逃げたりと、ツッコミどころ満載の佐藤純彌演出には毎度笑わせられる(笑)

なお、自分の無実を晴らすためとはいえ、いくつも法を犯していく検事と、その彼の最後の選択など、健さんの武骨なキャラも重なって、非常に良くできたオチだったと思う。
☆☆☆★★