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君よ憤怒の河を渉れのかずシネマのレビュー・感想・評価

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)
3.4
m9( ゚д゚)この男です!

ジョン・ウーがリメイクした「マンハント」を先に鑑賞済み。
大まかな流れは同じやけど細かなエピソードや見せ方、雰囲気が全然違う。あと馬と熊と飛行機。
この健さんの役、36歳だって…毎度ながら見えんw

コーナーを曲がりきれずにズッコケてしまった馬さんは気の毒なんやけど、タイミングもまさかって時だった上にズルッという音も味が出てて鼻水出たw
怪我してないとええな、馬さん…。

起こっている事に対してのBGMが軽過ぎるw おかげで結構シュールな雰囲気。
BGM自体は軽快でええ曲なんやけど。
冤罪で逃げつつ真実を探るって話なのに、キャンプか何かに行きそうな音。
健さんと原田芳雄がルンルンでキャンプに行く話でも良かったな(?)
ほんまにキャンプみたいな事してるシーンもあったけどな…隠れ家やけどw
雰囲気が合っているBGMもいきなり途切れる場面があって、これまたシュールで吹く。

とてもいい人な父親から「娘は自分が40の時の子供で、母親は早くに亡くなり、目に入れても痛くない」とかいう話を直接聞いておいて手を出せる図太さは鋼。

倍賞美津子がまたイイお姉さん…素敵やわー。
「検事さんが法律破るってどんな気持ち?今どんな気持ち?」とナチュラルにやってるのちょっと笑ってしまうw

病院に関する描写は色んな方向性からアウトと思う。
薬飲まされてたシーン、あの角度で健さんよく咽なかったなぁ。

作品が言いたい事は最後のシーンで健さんが言ってた台詞と思う。
上記した通りツッコミどころは結構あるけども、それ含めて楽しむ作品と思う。
頬に傷が出来て以降の原田芳雄が格好良かったなー。ツンからデレになったシーン可愛らしかったわw

熊に襲われても木彫りの熊の置物を置いてるんだなぁと思った(?)

この頃の車は四角くて可愛いなぁ。
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