トトCINEMAライフ

君よ憤怒の河を渉れのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

君よ憤怒の河を渉れ(1976年製作の映画)
3.5
ダ〜ララ〜🎵とやけにシブい声の音楽で始まる本作…

この作品はかなりの突飛な設定・実にクオリティの低い着ぐるみ・都会に馬❓・

そして全編を通じて緊迫感をそいでしまう昔のクイズプレゼントコーナーで「ハワイ旅行当たりました〜」みたいな謎の音楽🎵❓

タ〜ンタラ〜ン デッデッデ タ〜ンタラ〜ン🎵みたいな

黒澤明監督の"野良犬"のクライマックスで使われた対比法でも狙ってたのか❓

高倉健を始めるとする人気実力派スター達の演技を嘲笑うかの如く、陳腐でチープな仕上がりには、かなりの人間的キャパと懐が深い寛容さが必要とされる・・・(笑)

なんかね、健さんが出てるとイジっちゃダメみたいな聖域的な風潮があるけど、作品は監督のモノ、役者は決められた設定を懸命に演じただけ、作品や監督に突っ込むのはむしろ有りだろうよ…