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LAマザーファッカーのdm10foreverのレビュー・感想・評価

LAマザーファッカー(2006年製作の映画)
3.2
【なんでか、モテモテやん】

先に言っておきますが「B級映画」ですよ。どストライクの。わかった上でご覧くださいね。

まず日本人が監督、主演のアメリカ映画はどういう方向から撮ったのか?と興味深々でしたが、いい意味で「いなかっぺ」感が出ていて、それが逆にリアルに感じました。台詞回しも、最初は和製英語バリバリの発音で違和感を感じますが、これも進んでいくにつれ、不思議と馴染んでしまいました。妙な違和感は台詞の発音だけではなく、ストーリーや構成全体のぎこちなさにも表れていて、主人公のグズグズさ加減とマッチしてしまいます。
ストーリー自体はシンプルで、仲間と旅行に行って羽目を外しているうちにトラブルに巻き込まれ・・・という、まぁよくあるやつです。

ただ気になったのが、アキ(主人公)がモテモテなんですよ。金髪の彼女はベタ惚れだわ、行きずりの女とたった一回のHで心通っちゃうわ・・・。そんなにカッコいいわけでもないんだけど、アメリカ人の女性はあんなん好きなん?ってちょっと共感できない部分も残しつつ。最後はB級感たっぷりの大騒ぎ&バッドエンディングですが、ここまでハチャメチャに終わるなら、それもまぁいいか・・・と。

「ドンキーパ~ンチ」は使いたくなりますよ。
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