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白衣の男のpopusaのネタバレレビュー・内容・結末

白衣の男(1951年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

SFというより風刺。

汚れず破れない布という新発明により利益を奪われるブルジョワとプロレタリアート両方から総攻撃受ける→結局は発明失敗でチャンチャン。ストラットンは新たな街へ、、。
この筋は一見風刺を諦めてることになるとは思う。でもストラットンが身包み剥がされた時の、妻と令嬢の虚ろな表情は余韻を残す。ついでにストラットンの恋愛や家庭への無関心さが肯定される。

ストラットンと令嬢の叶わぬ恋のキスシーンが美しかった。

あと実験器具の音が独特。
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