ショウコ

ターゲットのショウコのレビュー・感想・評価

ターゲット(2010年製作の映画)
3.3
開始20秒で殺人→「私はプロの殺し屋、54歳」ってカメラ目線で語りかけてきちゃうタイプのコメディ

由緒正しいヒットマンの家系であり、英才教育を受け仕事一筋だったため独身&童貞である。殺しを依頼をされたけど自由すぎるターゲットに惚れてしまいそのままボディガードに…という良くあるラブコメですがアコーディオンの音色とお洒落な色遣い、ブラックユーモアがいかにもイギリスです

自宅でもスーツを着込んでる潔癖かつ神経質な彼が、エキセントリックな女詐欺師に影響されママ(もちろん殺し屋)の呪縛から解き放たれ…ってな予定調和もテンポの良さでするする見れてしまう



何と言ってもエミリーブラントの「ケチな峰不二子」感ね!シーンが変わる度に服も替わる。ちょっとしたファッションショーみたいになっており目が楽しいです。何を着ててもタイツの脚だけはシュラッと出してて脚線美パない👠各アングルに加えわざわざ足つぼマッサージシーンまで入れちゃう脚フェチ嗜好がなかなか潔い…モチベあがるわ

寝返った主人公の代わりに雇われて彼等を追う事になったヒットマンがちょっと主人公に憧れてたり、ママの眼力がとんでもなくて三白眼ならぬ四白眼になってたりなどキャラクターは濃かったです💮

でもとばっちりで巻き込まれて2人に同行する青年(ハリポタのロンの人)…こいつ居る意味あったのかな。童貞ゆえに自分の恋心に気付いてないビル・ナイが勘違いしてロンに愛の告白をしちゃうシーンがあるのでもしかしたらファンは喜べるのかも知れない
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