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ショーン・オブ・ザ・デッドのhasomoのレビュー・感想・評価

3.6
ゾンビ映画だけど、怖さより面白さが勝っていた内容だった。

主人公のショーンは頼りなくて、親友のエドはダメ人間。
そんな2人がゾンビに食べられるかも知れないのに空気の読めない行動やおっちょこちょいな行動を起こす。
真剣なシーンでも2人の行動や発言が面白く、ゾンビという題材だけどとても楽しめた。

また、ゾンビの街になる前兆がストーリーの始まりから描かれていた。
いきなりゾンビ化してしまった街を描いている作品もある。
けどこの作品ではラジオの放送やバスに乗っている人など、ストーリーの始めで伏線として描かれていた。
改めて思い返すとあのシーンはそういう意味だったのかと納得。

「ベイビー・ドライバー」の監督、エドガー・ライトが監督を務めた作品。
シーンの切り替わりやストーリーに工夫がされていて、ゾンビ映画だけど笑って楽しめる内容でした。
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