映画漬廃人伊波興一

鉄拳の映画漬廃人伊波興一のレビュー・感想・評価

鉄拳(1990年製作の映画)
5.0
凡庸な手続きを全て排したことでしか生じえない詩情溢れる傑作 阪本順治「鉄拳」

すでに台詞も全部覚えてしまっております。
この作品が日本映画の伝統を余すところなく踏襲してしまった詩情溢れる傑作である事以外なにものでもないのはfilmarksのレビューがいまだに70件にも満たないところに見事に証明されております。
特に菅原文太と大和武士がエンゼル(愛犬)を介して再会するシーンに涙しない方々は叙情とは無縁と恥じて頂きたいものです、とまではさすがに言いませんw
でも本当に素晴らしいシーンです。
ジョン・カサヴェテスn「グロリア」のラスト、墓地での再会シーンに匹敵します。