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ボディ・アンド・ソウルの犬のレビュー・感想・評価

ボディ・アンド・ソウル(1947年製作の映画)
3.0
八百長に手を染めたボクサーの回想形式として挫折と栄光はあるが、転落というほど物語全体が沈むわけでもないのでそれほど心揺さぶられず。ラウンドを重ねてパンチを打ち続けるほど無数のフラッシュがリング外で焚き乱れる様は『レイジングブル』に影響を与えているであろう強烈な閃光で脳裏に焼き付く。ガーフィールドが試合で作った拳や顔の古傷に一つ一つキスをするリリーパルマーの愛おしさ。
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