緋色の街/スカーレット・ストリートに投稿された感想・評価 - 10ページ目

『緋色の街/スカーレット・ストリート』に投稿された感想・評価

巧すぎるし救いがなさすぎる。濱口竜介のPASSIONとかロメールの海辺のポーリーヌと同じで、純情な男→恋に恋する女→女をたらしこむ色男、の三角関係を軸に話が進む。きっとこういうの恋愛の拗れを描くと殺…

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Shaw

Shawの感想・評価

3.9

非常に共感度の低いストーリーだが、オールドハリウッド作品でここまでのめり込んで見てしまったのも久しぶり。

エドワードGロビンソンが『飾窓の女』同様に酷い目に遭う老人を見事に演じ、ジョーン・ベネット…

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結婚詐欺。
夫が妻の金を盗む決心をするときに、見つめていた元夫の肖像画とラジオのノイズが重なるのが印象的。
yos

yosの感想・評価

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傘から始まりアイスピックに至るまで。殺人への匂わせ方。

愛と金。惚れたら負け。
作品の名義は大切。

主演のエドワード・G・ロビンソン(役名クリス)はワイ的には獅子舞顔に分類しています。「犯罪王リコ」だし。ギャングがお似合い。

今回はその顔で、うだつの上がらないおっさん(出納係)の役です。
基本は…

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たく

たくの感想・評価

3.8

中年男の報われぬ恋の顛末を描くフリッツ・ラング監督1945年作品。ファムファタールが平凡な男を思わぬ状況に引き込むのが「飾窓の女」と同じ筋書きで、本作は観終わってどんより暗くなるような描き方になって…

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こりゃエグい。淡々サスペンス。「毒をもって毒を制す」じゃないけど、こういう映画をたまに観るのは逆に「毒抜き」になるんじゃなかろうか。人間だもの。
フリッツ・ラングがシニカルに描く中年の哀愁。同じフレーズを繰り返すレコード、ノイズのせいで聴こえなくなるラジオ、そしてエプロン姿で包丁を握るエドワード・G・ロビンソン!という不穏な演出の連発が良い。
mns

mnsの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【メモ】
記号Sを視認できなかった不注意な観客。
遠近法が崩壊した絵でS字に体をくねらせるヘビserpentの"S"、CASHIERの黒影文字の"S"、横領をはたらく罪人Sinnerの"S"…繰り返…

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AI

AIの感想・評価

3.6

主人公は冴えないおじさん銀行員。絵画を描くことが趣味。妻とは上手くいっていない。ある日、若くて美しい女に恋に落ちる。ところが女にはDV彼氏がいて、主人公に気づかれないようかもにしようとたくらんでいた…

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