巧すぎるし救いがなさすぎる。濱口竜介のPASSIONとかロメールの海辺のポーリーヌと同じで、純情な男→恋に恋する女→女をたらしこむ色男、の三角関係を軸に話が進む。きっとこういうの恋愛の拗れを描くと殺…
>>続きを読む非常に共感度の低いストーリーだが、オールドハリウッド作品でここまでのめり込んで見てしまったのも久しぶり。
エドワードGロビンソンが『飾窓の女』同様に酷い目に遭う老人を見事に演じ、ジョーン・ベネット…
主演のエドワード・G・ロビンソン(役名クリス)はワイ的には獅子舞顔に分類しています。「犯罪王リコ」だし。ギャングがお似合い。
今回はその顔で、うだつの上がらないおっさん(出納係)の役です。
基本は…
中年男の報われぬ恋の顛末を描くフリッツ・ラング監督1945年作品。ファムファタールが平凡な男を思わぬ状況に引き込むのが「飾窓の女」と同じ筋書きで、本作は観終わってどんより暗くなるような描き方になって…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
【メモ】
記号Sを視認できなかった不注意な観客。
遠近法が崩壊した絵でS字に体をくねらせるヘビserpentの"S"、CASHIERの黒影文字の"S"、横領をはたらく罪人Sinnerの"S"…繰り返…
主人公は冴えないおじさん銀行員。絵画を描くことが趣味。妻とは上手くいっていない。ある日、若くて美しい女に恋に落ちる。ところが女にはDV彼氏がいて、主人公に気づかれないようかもにしようとたくらんでいた…
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